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令和7年6月2日

2025.06.09

令和7年6月2日 特許申請が受理されました。 令和5年9月に、安藤先生に3.0csiのコーティング作業のご依頼で自宅に招いていただいた際、ガレージ内のコレクションを前にして、 「こんな凄いクルマ、ミニカーでしか集められません」 と言った私に、先生は 「そんなこと言いなさんな、特許取りなさいよ。そしていちばんになりなさい。そうしたらこうなれるから。」 とおっしゃいました。 先生はそうなんでしょうけど、そんな簡単には… という思いと、言われてみればアイデアはあるな。 という思いがありました。 それから2ヶ月ほどで先生の容態は急変。令和6年の1月には帰らぬ人となってしまわれました。 その時、 先生のような方にあのような言葉を直接いただける機会が、私に今後あるのだろうか。 と、先生の言葉を私への遺言と捉えて恩返しのためにも。と、この一年、経営の勉強会に参加したり、弁理士の崎山先生のコンサルを受けたりしながら特許出願にこぎつけ、冒頭の日に受理となりました。 この日は奇しくも、昨年亡くなった母の誕生日と重なり、忘れがたい日となりました。 母とはケンカして4年、一度も会わないまま死別したこともあり、母のこと忘れるなよ? と恨みつらみの最後の一撃を与えてこられたのかな? との思えてきます。 特許申請が受理されただけで取得できたわけではありませんが、これからこの技術を元にさまざまな施策を行なっていきます。 世に出すタイミングはできるだけセンセーショナルにしたいので、まだ内容は伏せさせていただきます。 なるべく良い報告ができるよう、精進したいと思います。 かなりわかりにくかったであろう口頭での説明を、根気強くヒアリングして出願まで仕上げてくださった崎山先生にも感謝の念に耐えません。 ありがとうございました。 過程でみなさまのお力添え、応援を乞うこともあるかと思いますが、寄り添っていただけると幸いです。 今後とも、どうぞよろしくお願いします。 アッシュガーレ 乾 悟